新たなるボクママの闘い
メモ帳にさせてください。
去年の12月に杉並区に引越しをしてきて、てっきり都立養護学校が近くにあるからそこになるかと思いきや、都の決まりらしく「区に養護学校がある場合はそこに通うこと」という理不尽な理由で翌1月から杉並区立済美養護学校に通うことになりました。
転校当初はやはりなかなか馴染めず、熱心に担任の松島先生が毎日迎えにきてくれて、ようやく少しずつですが、行けるようになりました。その頃、仕事も生きながらも私の更年期障害?と胆石の痛みは酷さを増すばかりで、なかなか起き上がれない日もありました。
次女も相変わらずの不登校ぶりで、芸能活動を楽しんでいました。
そして、小6と中3
息子の担任が変わってしまったのです。松島先生が定年退職だったのです。そして去年まで副担だった先生がそのまま担任になったのですが……
最初に会った時から、その教師には嫌な予感しかしなかったのですが、やはり「個人」より「集団」を大事にし、またフォローで入る溝口補助教員にも「新しく入学してくる子供がいるので、付き添い迎えは2週間しかできません。あとはお母さんがバスポイントまで連れてきてください。」と言われました。
区の移動支援の申請をしたのですが、なかなか人員はあてがわれず、またどこに頼めばいいのか?すら誰も教えてくれませんでした。ケアマネージャーが入っているのに、不思議でたまりませんでした。
さらに月末には急激な腹痛で胆嚢摘出手術。子供2人を置いての入院は不安しかなく、即手術を希望し3日目には退院してきました。その間、長女がわざわざ小平からご飯作りに来ていたのかわかりません。もしかしたら冷食で過ごしていたかもしれません。ケアマネージャーもその事実を知りながら、ヘルパーをよこすわけでもなく、子供たちの「大丈夫」を鵜呑みにし、放置していました。
5月、息子が「お友達が心配してるかもしれないから学校いく」と言い出しました。これみよがしに学校に電話、その時は担任も迎えにくるほどでした。
が、事件は起きました
ある日、学校でクラスメイトに「なんでお前いるの?」と心無い一言、またその事実が大変なことだということ、とも取り合わない担任に嫌気が差した息子は、また不登校になりました。
何度もその事を訴えましたが、度に担任は「移動教室があるから来月に」「夏休みになるから、休み明けに」「運動会があるから来月に」と逃げるような行動と、事実に向き合う姿勢のない担任の言動だけ(もう覚えてないくらいです)を印象しかありませんでした。
そんなバタバタでの中で、ボクママを迎えます。
ハッピーエンドな話の裏で実はこんなドダバタな状況で、息子を劇場に連れていくのは当たり前になっていました。
ある日、杉並区の教育委員会から電話が入ります。「かいせいくんは済美養護学校中等部には、上がれません。上がるには教育委員会に来て専門の心理士の元での審査を受けてください。」
まさに「はい?」でした
去年の12月に、済美養護学校に進級を決めたのは教育委員会だったからです。
しかも、中等部NGの理由は「かいせいくんのような個別対応が必要な子供の対応はできない」とのこと。
さらに「はい?」でした。
何度も息子には「いく?」と尋ねました。度に同じ敷地内に済美養護学校があること、学校の先生が来るのでは?という脅え、に、拒むばかりでした。PTSDの発症です
私はその状況を伝えるだけでした。
ボクママが終わってから、済美養護学校の校長あてに直訴もしました。「またお困りのことがありましたら、お電話ください。」とスルー。
そして12月終業式あたりで事が動きます。副校長と話す機会がありました。それによると「事実確認できないことには対応できない」
そもそももっと早く担任が問題に向き合えば風化されなかった。
学校はいつもそうです、
起きた出来事を、放置してあとから「事実確認できなかった」と逃げるだけ。
さすがに激怒の私……区長に訴えました。
でてきたのが教育委員会の課長?また電話…… どうして役職ある人はでてこないのか?証拠を残したくないのか?
結論もでず、まだ教育委員会に来い。と。
それから、1ヶ月経ちます。
たまたま今日、ケアマネージャーの電話を取れて、今までどうして何もしてくれなかったのか?を訪ねました。答えは「子供たちが大丈夫って言ったから」
15歳と12歳が親いなく、放置が有り得ますか?
さらに、ケアマネージャーは「今支援したくても、かいせいくんは教育委員会預かりになっている」
なんですか?預かり?
痺れ切らして、今日「子供人権110番」に電話しました。
この全てを話しました。
言われたことは1つ
「義務教育を受ける権利と、受けさせる環境を整備する義務」
学校も教育委員会もそれを怠っている、
区長も丸投げ、
明日、この全てが東京都教育委員会に晒されます。
息子が、普通だったら……何度も悩んだか。未だにその苦しみは続いていること。
息子の苦しみ、私が仕事いくときはひとりぼっち。寂しいだろうにがまんしている息子……
人よりちょっと個性が出てるだけなのに、集団が苦手なだけなのに、大人が、見過ごすのは罪です。
だからこの話を次回のボクママに描きたいと思います。
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