プロローグ2
ボクは、早産で産まれた。
4ヵ月くらいから、早産防止の薬の影響か、動きすぎか
9ヵ月に入ったばかりのときに破水してしまった。
緊急帝王切開
産まれたボクは2000グラム、ピッタリだった。
救急でMRIの病院へ転院、そこでMRSAという、黄疸が大変強烈な状態に陥った。
産まれたその日に、息子とバイバイ。
状態もわからない、
パパのいってることも理解できない
張らないおっぱいを絞る毎日は辛い。
1枚だけ、管につながれたボクの写真が頼みの綱だった。
とにかく、生きてほしい
そして、3ヶ月後。退院の日
医師から言われたことは
「なにかあるかもしれません。覚悟しておいてください」
そのときは意味がわからなかった
そう、それは「自閉症スペクトラム」の可能性を示唆するものだった、と4年後に知ることになる
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